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皆さんが住んでいる国 "日本" は、間違いなく魅力的な国です。自然の美しさや満開の桜、アニメ、お寿司、伝統技術などで有名ですが、日本が世界のどの国とも違うということは誰しもが知っていることですし、それはこれからご紹介する別世界のような写真を見ればすべて説明がつきます。そう、私たちの国は本当に変わっているんです。ですがこれを読んで、自分が住んでいる日本という国をもっと好きになってくれると嬉しいです。
身体障害者が操作するロボットが働くカフェ
日本は、国民を...全国民を大切にすることで知られています。だからこそ、体に麻痺がある人たちのサポートをしてくれるようなロボットがカフェで働いていたとしても、誰も驚かないんです。このカフェは、ウェイターやウェイトレスの役割をすべてロボットに置き換えたのです。何がすごいかって?ロボットも体に麻痺がある従業員によって操作されており、身体障害者に雇用の機会を与えているのです。
下半身不随になった人にとって収入源を見つけることは本当に大変なことなんです。なのでこのカフェは、そんな人たちに素晴らしい機会を提供してくれているのです。
ペンギンの複雑な恋愛事情をまとめた相関図
水族館のアイドルでもあり、みんな大好きペンギンさん。京都水族館が証明しているように、ペンギンはかわいくて、愛嬌があって、そしてどうやらかなり複雑な感情を持つ生き物のようです。そこで京都水族館では、ペンギンの恋愛事情について相関図を作成し、ペンギンの個性や関係性をまとめました。なかなか読み応えがありそうですね... この相関図を作ったスタッフの苦労が伝わるといいのですが...
ペンギンがこんなに様々な個性や恋愛関係の変化があるなんて、誰が想像できたでしょうか?このドラマを題材にした昼ドラを作るべきですね。
正方形のスイカ
皆さんは四角いスイカをご存じでしょうか?SF映画に出てきそうな見た目をしていますが、実は日本では実際によく見かけるものなんです。四角いスイカを専門に栽培している農家もあるほどです。スイカの形や大きさを揃えるために、小さな実の段階で四角い箱に入れて大きく育てるのです。出荷時の積み重ねや、冷蔵庫での保管がより便利になるとのこと。
この四角いスイカをどう切るのがベストなのかが気になりますね。この形のスイカだと、食べ終わった皮でスマイリーフェイスを作ることができないのが残念。
巨大陥没をたった2日間で修復
日本が地震大国であることを考えれば、大規模な地面の陥没に悩まされるのは日常茶飯事かもしれませんが、その修復の早さには驚きを隠せません。福岡市で起こった道路の巨大陥没の修復には、なんと2日間しかかからなかったそうです。他の国なら数週間~数か月はかかる作業です。
しかし、どうやって資材を集め、数日で修理を完了させたのでしょう?このような短期間で完全に修復できたというのは、魔法レベルで不思議ですねぇ。
シンプルな節水方法
一石二鳥のアイデアをさらに進化させたのが、日本のトイレ用洗面台です。用を足した後、トイレのタンクに付いているシンクで手を洗うだけでいいのです。手を洗った後の余分な水は貯めておいて、次に水を流すときに使います。水の無駄をなくし、再利用するというなんともエコな方法です。
日本は、この革新的なトイレ用洗面台だけで、毎年数百万リットルの水を節約することに成功しました。世界の国々も導入を検討してみてはいかがでしょうか?
駅で起こった素敵な出会い
とある駅で次の電車を待っているところを想像してみてください。少し早く着いたので、次の電車まで時間があります。普通であればホームをぶらついたり、電車が来るのをじっと待っているのが普通ですが、この外国人男性は全く別の経験をしました。一人の男性が近づいてきて、一緒に2人用のゲームボーイで遊ばないかと誘ってきたのです。なんとも素敵なお誘いですよね。なので彼が持っているもう1つのゲームボーイを受け取り、電車が来るまでの30分間を楽しく過ごすことができたそうです。
もちろんこのような不思議で楽しい体験は世界中で起こり得ますが、日本ではそれがより多く起こるのかもしれません。
利用者を苦しめないバス運転手のストライキ
従業員がストライキを行うことによって会社に圧力をかけ人手不足になることで雇用主を苦しめることができますが、残念ながらそれだけではなく、一般庶民にも影響を及ぼします。日本でバスの運転手がストライキを決行した際、バスを必要としている市民の生活が混乱してしまうことを防ぐために、バスの運行を完全に停止するのではなく、乗客からの運賃の受け取りを拒否した状態でストライキに突入し、毎日の通常運行を継続したのです。
バス会社にとってはガソリン代がかかり、大きな収入減となりますが、このストライキによって利用者の足に影響が出ることはなかったそうです。
おそろいの侍衣装を着た尺八侍と愛犬
京都は、日本の文化の中心地として知られています。仏教寺院、神社、そして数え切れないほどの伝統家屋や庭園が街のあちこちに点在しています。この1人と1匹は、普通のガイドブックには載っていないかもしれませんが、京都ではかなり有名な存在だそう。この男性は、パフォーマンスとして尺八を吹きながら、愛犬と一緒に(おそろいの衣装で)街を歩き回っています。
愛らしい編み笠をかぶった愛犬は、日本人からだけではなく外国人観光客からも大変人気なんだそうです。男性の演奏も素晴らしいのでしょうが、かわいいワンちゃんに注目しないわけにはいきませんね。
自然への素晴らしい敬意
世界のほとんどの国では、自分たちの計画の邪魔になる自然はブルドーザーで破壊するだけで何の問題もないのです。新しいショッピングモールを作る?なら邪魔になる森を全部破壊してしまえばいいのです。しかし、日本には違うやり方があります。新しい道路を建設しようとなった際、その道に大きくて美しい木があったのですが、それを切り倒すのではなく、移設することを選んだのです。
この世界では、木の命を救うことほど称賛に値することはありません。ほとんどの政府は、自分たちの計画に関係のない自然は何でも喜んで破壊してしまいますから。
人面石だけを集めた博物館
子供たちが自然の中で、人の顔のように見える石や葉っぱを見つけるのは世界中のどこでも起こることでしょう。しかし、そのような造形に興味を持つのは子供だけではないようです。日本には、人の顔のように見える石を展示した博物館があります。かわいくて面白いものもあれば、恐くて意地悪そうな顔に見える石もあります。この石がどうやってできたのか気になりますよねぇ。人面石を専門にした採集家でもいるのでしょうか?それとも、一般の人が発見したものを譲り受けているのでしょうか?
それとも世界中で見つかった石が集まっているのでしょうか?この人面石だけを展示するために博物館を作ったという熱狂ぶりもすごいですが... それぞれの人面石には名前がついているのでしょうか?
米農家 兼 アーティスト
初見でこれが壁画や絵画だと思った方は、手を挙げてください!なんと、これは壁画ではなく一風変わった田んぼアートなのです。日本の米農家さんは、高いところからでしか見ることができないこの作品を作るために、異なる品種の稲を特定のパターンで植えるという、高レベルの農業技術を取り入れているのです。こう見ると、色鮮やかなだけでなく、信じられないほどの精巧さです。異なる品種の稲だけでどうやってこのアートが出来上がるのでしょうか?
この美しいデザインを作り、維持するために、どれだけの事前準備と作業が行われたかを考えると気が遠くなりますが、米農家さんの涙ぐましい努力に賛辞を贈りましょう。
世界最高齢の鯉
1751年に生まれて、1977年に亡くなったのは一体誰でしょうか?それは、記録上最高齢の鯉の "花子" だけです。花子ちゃんは日本で生まれ、226歳でこの世を去りました。この鯉が生きてきた年月の中で、どれだけの歴史的事件が起こったのかを想像してみてください。この鯉が亡くなったときは、日本人にとって本当に悲劇的な日だったに違いありません。花子ちゃんにとって良い人生であったことを祈ります。
鯉がこんなに長生きするなんて、皆さん知っていましたか?平均的な鯉の寿命は50歳未満なので、花子ちゃんがどれだけ長生きだったかが分かりますね。
カメのために作られた線路下のトンネル
カメは、電車などの人間が造った人工物の被害を受けることの多い野生動物の一種です。線路があるせいでカメが安全に横切ることができず、多くのカメが犠牲になったり電車が遅延したりするのです。野生動物を守りつつ、列車を定刻に走らせるための完璧な解決方法は何があるでしょうか?なんと日本では、カメが安全に通れるような専用のトンネルを線路の下に作ったのです。
この小さなトンネルが他の動物たちにも使われ、速く走る危険な列車から野生動物たちが安全に守られることを心から願っています。
風の電話
東北の大槌町というところに、とても特別で素敵な建物があります。海を見下ろす丘の上に設置された、"風の電話" と呼ばれる白い電話ボックスがあるのです。電話線は引かれていないので実際に電話をかけることができませんが、ここを訪れる人たちはこれを使って亡き人と "電話" をすることができるのです。2011年の東日本大震災で亡くなった家族と "電話" をするために、日本各地から多くの人が訪れています。
もちろん死者と会話が出来るわけではないのですが、"亡き人とつながっている" 気持ちにさせてくれるのです。このような美しい方法で、誰かの死に対して苦しみ、悲しんでいる人たちを癒す役割を果たしています。
樹齢400年の盆栽を偲んで
盆栽の寿命は非常に長いことで有名で、100年を超えるものもあるそうです。この盆栽は(まだ若木に見えるとはいえ)なんと樹齢が約400年。その生涯で様々な出来事を見てきたに違いありません。王朝の興亡から世界大戦まで、もしこの木が話せるとしたらきっと何か驚きのストーリーを語ってくれるに違いありません。おそらく最も衝撃的なのは、この木が広島への原爆投下から生き延びた数少ない生存者の1人であるということです。
広島への原爆投下は、その地域全体の人間や植物に壊滅的な被害を与えました。しかし、どういうわけかこの木はそこから生き延びることができたのです。
ラグジュアリーな病院食
世界中の病院食は、ある意味 "食べられない" ことで知られていますよね。もちろん例外もありますが、基本的に病院食というのは味が薄くて、量も少なくて、お世辞にも美味しいとは言えません。しかし、日本の(一部の)病院は違います。そこの病院食は、新鮮な野菜、手作りのスイーツ、お寿司など、かなり贅沢な内容となっています。少なくともそこの病院だったら喜んで入院する人もいるでしょう。
しかもこの写真を見るとエビやカニも入っています。日本だと他の国のようにそれらを "贅沢" だと思っていないのかもしれませんね。
正しい木の剪定方法
"森林破壊" は全世界で深刻化している問題です。アマゾンは破壊され、人類は木を再生させるよりも速く木を切り倒しています。ですが日本人はその解決策を知っているようです。樹木を保護しながら木材を生産できる、非常に古くに確立された剪定方法(14世紀までさかのぼります)があるのです。それは "台杉(ダイスギ)" と呼ばれ、木を完全に切り倒さずとも木材を伐採する方法です。
これだけ世界的に木を守る必要性が叫ばれているのに、この方法があまり知られていないのは不思議でなりませんよね。
景色を楽しむ停車場
電車に乗るというのは、人によっては結構退屈なイベントでしょう。景色が退屈でつまらないこともあるし、乗客がうるさくて不愉快な気分になることもあります。その体験を少しでも良くするためにはどうしたらいいのでしょうか?日本には、駅員さんも出入り口もない電車の停車場がいくつかあります。それは、乗客がちょっと降りて足を伸ばし、美しい景色を鑑賞するための途中下車の場所となっています。
"ちょっと羽を伸ばす" ということを、まったく新しい次元で実現したのです。ちょっと人生に疲れたら、列車から降りて美しい景色を見ながら羽を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
景色を存分に楽しめる列車
なぜ列車には景色がよく見える座席がないのか、不思議に思いませんか?もちろんスペースがたくさん必要になってしまいますが、その分、旅の楽しみが増えるのではないでしょうか。そして日本には、乗客が座りながら自然を眺めることができる素晴らしい観光列車があります。
しかも、列車の進行方向と逆方向の席に座って乗り物酔いになってしまう心配がないので、とても考えられたデザインでもあります。
完全個室でラーメンを堪能
内向的な人が何よりも恐れるのは、自宅以外で食事をするなどの社交的なイベントです。注文時や食事中に注がれる周りからの視線が気になり、ストレスが溜まってしまうのです。そんな人たちの夢をかなえるのが、日本にあるこのラーメン屋さんです。完全に仕切られている個室タイプで、誰にも見られることなく、目の前で扉が開きスタッフがラーメンを提供してくれます。そのため、一人で周りを気にせず食事をすることができるのです。
この面白い食事空間を提供するラーメンチェーンは1つだけしかありませんが、それでも内向的な人には嬉しいオプションですよね。
色別に並び替えられたキャリーケース
バゲージクレームで荷物を待っている間、どれが自分の荷物かわからずにベルトコンベアーがぐるぐる回っているのを見続けるのはかなりしんどいですよね。日本の空港で手荷物を扱っているスタッフは、旅行者のためにちょっとした工夫をしたようです。ベルトコンベアに乗せられてきた荷物をすべて色別に並び替えて、誰もが自分の手荷物を見つけやすいようにしたのです。
退屈しのぎにやったのか、それとも毎回これをやってくれるのかは分かりませんが、見た目はかわいいですし、旅行者にとってもかなり助かるサービスですね。
捨て紙の入っているガムのボトル
噛み終わったガムをどう処分するかは、誰もが悩んだことがあるはずです。日本ではあまり見られない光景ですが、海外ではバスの座席や手すりを見れば、人々がどうやって噛み終わったガムを捨てているかが容易に分かります。簡単な解決策はなんでしょうか?日本のガムを作っている会社が造り出した方法は、食べ終わった後のガムを包むための小さな紙をボトルに一緒に入れるというものでした。
ガム1個につき紙1枚、これがシンプルで完璧な解決方法です。なので日本では、道を歩いているときにガムを踏んでしまって、靴についたガムを取るのに苦労することはまずないでしょうから、どうぞ安心ください。
洪水の水だってキレイ
日本は自然災害の多い国として知られています。地震や津波、洪水、台風など...残念なことにこのような災害は日本では頻繁に起こっています。ですが日本人はとてもきれい好きで、ゴミのポイ捨てが全くないとは言い切れませんが他の国と比べるとはるかに少ないです。そしてこの写真は日本で洪水が起こった時に撮られたものですが、瓦礫やゴミが混ざっておらず、とてもきれいな水であることが分かります。
この水の綺麗さであれば、ちょっとくらい泳いでも危険はなさそうですね。他の国で見られる洪水の水とはかなり異なっています。
路面凍結を防ぐスプリンクラー
寒い地域では、冬になると道路が凍結することがよくあります。そこで、日本のスキー場では写真のような対策がとられています。小さなスプリンクラー(塩化カルシウム入り)を路面にいくつも設置し、散布し続けることで、道路が1分たりとも凍結しないようにしているのです。
ちょっと雪が降るたびに(スキー場だとよくあることでしょうが)道路に塩化カルシウムを撒くのではなく、このようなシンプルな方法で常に安全を確保することができるのです。
サポーターの鑑
幼い頃に汚れた場所の掃除をすることを教わるのは、世界中のより多くの子供たちに共有されるべき習慣であることは間違いありません。この写真は、サッカーワールドカップ コートジボワール戦の後に撮影されたものです。日本人のサポーター達が、観客が捨てたゴミを拾っています。日本の学校は清掃員がいないので、生徒は自分たちで教室やトイレなどを掃除しているため、このような行動が自然とできるのかもしれませんね。
この素晴らしい行為は世界中で推進されるべきですし、当たり前になるべきです。誰も自分の後始末を他人に任せてはいけないのです。
女性専用車両
悲しいことに、日本での痴漢や強姦などの事件は年を追うごとに増加しているため、政府は公共交通機関を利用する女性を守るために写真のような対策を講じました。男性の行動を改めることにもっと重点を置くべきかとは思いますが、少なくとも女性しか入れない地下鉄の車内で、痴漢などの恐怖を感じることなく安心して乗れるのは嬉しいことですよね。
このような対策そのものが存在しなければならないことは本当に悲しいことですが、少なくとも多くの日本に住む女性が、毎日より安全に通勤できるようになったのです。
素敵な折り紙とメッセージ
遠く離れた国から何かを注文するのは、何だかドキドキしますよね。もし送り主が、かわいい鶴の折り紙と、"お買い上げありがとうございました。もし気に入っていただけたなら、フィードバックをお願いします。また、日本から送ってほしいものがあればいつでもご連絡ください。喜んでお探しします。それでは良い一日を!" というメッセージを添えられていたら、それはそれは嬉しいでしょう。送り主のヒロコさんに一番素敵なレビューを残さないと!
この注文が何であれ、これは送り主のホスピタリティなのです。日本からもっといろいろなものを買いたくなりますね。
世界で最も揺れない列車
日本で新幹線に乗ったことがある人なら、間違いなく "今まで乗った乗り物の中で一番揺れなかった" と自信を持って言えるでしょう。新幹線は非常に速いスピードで走行するにもかかわらず、コインを縦に置いても倒れないほど揺れが少ないのです。このようなことを言える列車は、世界でもそう多くはないでしょう。
では、そのコインがずっと持ちこたえられるかというと、そうでもないかもしれません。倒れるまでどのくらいかかったのでしょうね?普通の電車なら数秒でしょうか。
エレベーターにある "ペット" ボタン
エレベーターには必ずと言っていいほど紛らわしいボタンがありますが、このボタンはほぼ間違いなく他では見たことがないでしょう。東京の高級住宅地では、このボタンが "ペット" 用のオプションとして付けられています。ペットと一緒にエレベーターに乗り込んでこのボタンを押すと、HEPAフィルターが作動し空気を浄化してくれるのです。また、ペットアレルギーを持つ人のために、空気が浄化されるまでこのエレベーターに乗らないようサイレントアラームで注意を促してくれます。
これは、ペットアレルギーを持つ人がアレルギー症状を引き起こす可能性のある狭い密室空間との接触を防いでくれ、さらに同じエレベーターに複数のペットが乗ってしまうことによるトラブルも防いでくれるのです。
まるで夢の中のようなアンブレラスカイ
世界各地にあるフォトジェニックな傘のアーケード、"アンブレラスカイ" は今や誰もが知っているでしょう。しかし日本は違います。世界中の同じようなアーケードの遥か上をいっています。埼玉県にあるムーミン谷公園(トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園)では、虹のようなグラデーションになるようビニール傘を設置し、美しいオアシスを作り出しました。まるで万華鏡の中を歩いているような感覚になりますねぇ。
この美しくて夢のようなアーケードを散歩してみたいと誰もが思うでしょう。ロマンチックであると同時に楽しく、私たちに何かインスピレーションを与えてくれるかのようです。
いきなり壁から現れる駅員さん
今度日本に来た時、駅で道に迷ったり、発券機の使い方が分からなかったり、ちょっと誰かに助けて欲しいと思っても心配ご無用です。いつも誰かが発券機の横からヒョコッと体を出して、あなたを助けてくれるでしょう。本当に文字通り、駅員さんが "ヒョコッ" と出てきて切符の買い方などを教えてくれるのです。最初はちょっとビックリするかもしれませんが、少なくともあなたが必要な助けは得られるはずです。
こんな狭いところから体を出すのは、駅員さんにとっても大変な作業でしょう。中の空間は意外と広いといいんですけどね... そして今回ご紹介しているリストを見れば、日本で働く人たちは素晴らしいホスピタリティを持っていることは保証されますね。
ラグジュアリーな病院食(パート2)
最初にご紹介した日本の豪華な病院食の例に感銘を受けなかった方のために、もう一つ例をご紹介しましょう。これは高級レストランの食事と見紛うばかりではないでしょうか?ご覧ください、このインスタ映えしそうなパンケーキを!さらにその上には、生クリームやフルーツまで乗っています。そして、そのパンケーキを乗せている木製のトレイだってなかなか素敵ですよね。何から何まで感動的な内容です。
これなら入院期間が延びても文句は言いませんよね。おいしい食事に、素晴らしい治療...何をそんなに急いで退院する必要があるのでしょう?この病院は、栄養をきちんと摂ることが健康増進の鍵であることを理解しているのでしょうね。
水路に鯉が泳ぐ町
"用水路" と "手つかずの自然" という言葉が同じ文章で使われるとは、誰が想像できたでしょうか?きっと九州の島原市に住む人たちだけでしょう。そう、この用水路には何百匹もの鯉が放流されており、一年中楽しく、安全で、快適に暮らしているのです。こんなにきれいな用水路があるだんて、海外では考えられません。
この鯉が泳ぐ用水路は17世紀初頭に造られ、当時は飲料水などの生活用水路として使われていました。現在は地域住民の手により綺麗な状態が保たれています。
火山の中に火山がある島
まるで冒険小説の冒頭みたいなのですが、「世界のどこかに、"青ヶ島村" という小さな村があります。この村がある島は火山が作り上げた独特の地形をしており、火山の中にもう1つ小さな火山があります。そしてこの島は、日本の本州から436kmも離れた遥か南の太平洋上にあります。」自然が多く素晴らしい場所であることは間違いないのですが、そこに住むのは少し怖いかもしれませんね。
ドローンで撮影されたこの写真は、日本とは思えないような見た目で、訪れれば完全にワンダーランドと化すに違いありません。上空から見ると、ほとんどが緑で囲まれていますね。
秀逸すぎる映画の新聞広告
これは世界でも話題になった日本映画の新聞広告です。新聞の片面に広告が印刷されているのですが、その真裏にも印刷されているのです。片方には主人公の男の子が、もう片方にはヒロインの女の子が描かれています。そしてこの広告を光にかざすと、、、その2人が向き合っているように見えるのです!まるで映画のクライマックスシーンを再現したかのような秀逸な広告です。
広告に選んだイラストは、光にかざすという意味ではこれ以上ない選択ではないでしょうか。ぜひ黄昏時にこの広告を空に向けてかざしてみたいものです。
遅延しているフライトを謝罪するスタッフたち
ほとんどの人がご存知かと思いますが、日本の謝罪文化というのは "相手に頭を下げて許しを乞う" というものです。その文化の典型的な例がこの写真です。この日本航空の社員は、暴風雨のためにフライトに遅れが出る可能性があるため、乗客全員に謝罪の気持ちを伝えたいと考えました。もちろん暴風雨は彼らの責任ではありませんが、それでも彼らは謝ることが必要だと思ったのでしょう。
このシンプルな行動は、日本人の純粋な優しさと心の温かさを示す美しい例だと思います。誰もが日本に行きたくなりますし、日本航空に乗りたくなるでしょう。
エナジードリンクの代わりに飲むリラクゼーションドリンク
世界の大半は、深夜だけではなく日中もエナジードリンクに固執しすぎかもしれませんが、日本では少し違ったものを提供しています。この "チルアウト" というドリンクは正反対の効果があり、ストレスの多い一日を過ごした人たちをリラックスさせる効果があるそうです。これは世界の他の地域、特にニューヨークのような多忙なライフスタイルを送る地域でも役に立つかもしれませんね。
このリラクゼーションドリンクの中身が何なのか、とっても気になります。単なるアルコールなのか、それとももっと効果的な成分が入っているのでしょうか?
水に浮いているソーラーパネル
太陽光発電は、世界を席巻する素晴らしい技術であり、サステナブルなエネルギー代替策でもあります。ソーラーパネルを設置する場所そのものに苦労している国もありますが、日本は工夫を凝らしています。千葉県にある山倉ダムは、日本の中でも特に日当たりの良い場所です。そこで、この機会を逃すまいとソーラーパネルを水の上に浮かべる方法を考案し、省スペースかつ日当たりの最大活用を実現したのです。
このソーラーパネルは非常に機能的であることに加えて、見た目もカッコよくないですか?ダムの外観を損なわず、むしろ魅力を増しているようにも思えます。
取っ手が付いているピザの箱
熱々のピザの箱の底を持ち、落としたりピザの形が崩れないようにうまくバランスを取りながら歩くなんてかなりの高等技術ではないでしょうか?なんと日本では、そんな苦労が必要なくなるピザの箱が考案されました。この取っ手のおかげで、ピザを1枚ずつ持ち運ぶのが楽になるし、ピザの形だって崩れにくくなります。
ただ1つ欠点が。このピザボックスは重ねることが出来ないんです。ピザを大量に注文した際の最適なピザボックスが出来ることを願ってます。
他に類を見ないカスタマーサービス
この男性は、海外から日本で売っている目薬をネット注文したのですが、まさか売り手から手書きのメッセージと日本のお菓子が一緒に送られてくるとは思ってもみなかったでしょう。コロナのせいで発送が遅れたため、売り手の人は申し訳ないと思い手書きのメッセージと日本茶のパック、そしてアメを添えてくれたようです。これこそリピーターを増やす1つの方法ではないでしょうか。
このようなシンプルなホスピタリティが、日本に対する素晴らしい評判を生んでいるのです。今回ご紹介するリストを読めば、日本は心優しい人が多く、思いやりのある文化であることが分かるでしょう。