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毎年、多くの人が家の中に隠されていた”何か”を発見しています。古い壁紙やカーペットを剥がすと、そこにはお宝が...!そしてその中身は今まで見たこともないような驚くべきものでした。今からご紹介する写真は、実は家の中に、もしかしたらあなたのすぐそばに"何か"があるかもしれないということを気づかせてくれます。それは芸術品かもしれないし、古い写真かもしれないし、あるいは非常に価値のあるものかもしれません。
リビングの下に眠っていたジャグジー
以前この家に住んでいた住人は、リビングルームの真ん中にあった浴槽を撤去するのをめんどくさがったようです。新しい家主がこの家をリフォームする際、浴槽に木材をかぶせてそのまま残されていること発見したのです。
新しい家主は浴槽を発見した時、「これを埋めないで放置したとかありえないでしょ...」と思ったようですが、幸いなことに発見された浴槽はまったく老朽化しておらず、最高の状態で残っていました。でもなんでリビングルームのど真ん中にジャグジーを作ろう!となったのかが気になって仕方がありません。
1900年代初頭の電気スイッチ
古い家に引っ越すと、感覚が鈍って自分がすごい古い家に住んでいるという自覚がなくなってくることってありますよね。この家には、1909年当時の電気スイッチがそのまま残っています。技術的には完全に時代遅れですが、アンティークを醸し出すものとしては非常に興味深いものがあります。
もちろんスイッチをいじるのは危険なのでやめた方がいいとは思いますが、見ているだけでもワクワクしますよねぇ。もしかしたら結果的に撤去しなければならなくなるかもしれませんが、インテリアとして残しておけば個性的な家になること間違いありません。
部屋全体がモノポリーボード
この家の最初の住人は、きっとモノポリーの大ファンだったのでしょう。現在の家主がこの家に足を踏み入れた時、床には絨毯が敷かれており、この素晴らしい作品が見えなくなっていました。ですがこの部屋を元通りにすれば、最高のゲーム部屋になることでしょう。
こんな部屋は誰も見たことがないですし非常に斬新なデザインなので、このまま残すことを検討してほしいものです。この部屋をどんな風に使おうか考えていたとしても、ぜひそれを白紙に戻してオリジナルの床のままモノポリーをテーマにした部屋として使って欲しいですね。
浴室の壁に隠された金庫
家の古い設備を撤去している時、まるで宝探しをしているような気分になったりしませんか?この人は、古いシャワールームの壁を取り外した際に、元の家主が作ったであろう仮設の金庫を発見しました。外れそうな壁板の後ろに隠されていたのですが、そこには思いがけない宝物が残っていました。
金庫の中には大したものは入っていませんでしたが、いくつか貴重なものが隠されていました。そこにはダイヤモンドの指輪と、珍しいコインの入った容器があったのです。この金庫を作った犯人は家族の名前を書いたメモを残していたので、きっと誰かに宝物を見つけてもらうつもりだったのかもしれませんね。
床の格子を開けて下りていくとそこには...
牛乳を受けとるためのミルクドアや古い電気スイッチは何だかカッコイイですが、この床下に隠されたチャペルはちょっと不気味です... このカップルは家の床にあった格子を開け、どこにつながっているのかしらべてみようと思い立ちました。なんと、2人が所有している古いビクトリア調の家の下には、大きな十字架と石造りのチャペルが隠されていたのです。
この地下室はかつてチューダー朝の古い家の下にあったのですが、ヴィクトリア女王の時代に取り壊され、その上にヴィクトリア朝の家が建てられたのです。チューダー朝時代、この地下室はカトリック教徒が祈りを捧げるための秘密の場所として使われていました。当時の国王はプロテスタントだったので、カトリックは禁じられていたのです。
何枚もの壁紙の下に隠されていたヴィンテージもの
家によっては建て替えはせずに何回も壁を塗り替えたり、何枚もの壁紙が貼られてきたものもあります。ある古い農家では、新しい家主が壁紙を剥がしている時に何層にも重ねられた壁紙の下にヴィンテージな壁紙が残されていることに気づきました。
宇宙をテーマにしたこの壁紙は、はるか彼方の銀河に興味を持った子供部屋の壁に貼られていたものでしょう。その子供は今では立派な大人になっているはずですが、新しい家主は当時の幼い子供にとってこれがどれほどカッコイイものだったかを想像したに違いありません。
古い銀行をそのまま使ったドラッグストア
このWalgreens(ウォルグリーン)というドラッグストアは、古い銀行をそのまま店舗として使用しているのですが、銀行ならではの特徴を数多く残しています。銀行にはセキュリティの高い金庫があったのですが、これを "Vitamin Vault(ビタミンの金庫) "と命名し、改装しました。スペースを無駄にしたり、元のイカした機能を壊してしまうのではなく、そのまま再利用したのです
一風変わったドラッグストアだなぁと思う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人にとってはセキュリティの高い金庫に入ることが珍しい体験となったようです。銀行の奥深くに入ることなんて、そうそうないですもんね?ビタミン剤を買うと同時に、古い建物の歴史を見ることだってできるのです。
禁酒時代の隠し部屋
古い家を買うと、たいていは内装をモダンにするため改装作業をしますよね。この家族はニュージャージー州に家を購入したのですが、家の改装を始めた際、地下室に古いお酒がいっぱい残されたままの隠し部屋を見つけました。
この家の元の持ち主は、禁酒法時代にお酒を保管するためにこの部屋を作ったのです。この家にはかつてワインコレクターが住んでいましたが、お酒は違法な時代だったのでこの部屋にコレクションを隠していました。見つかった高級ワインの中には、1796年に作られた超ヴィンテージ品まであったそうです。
壁紙に覆われていた美しい絵画
この男性は自宅の改装中、お手頃価格なファミレスにありそうな古い絵が壁に描かれているのを発見しました。ぜひこのイタリアのフレスコ画をそのまま残して、どうにか家のデザインに取り入れる方法を見つけて欲しいものです。こんなアートの上にペンキを塗ることはちょっと気が引けますもんね。
そもそも、誰かがこれを壁紙で覆ってしまった事が信じられません。この家がどこに建てられているのかは分かりませんが、家主はこれを機会に家庭的なイタリアンレストランを始めていただきたい!だってそれがこの家の本来の目的だったのかもしれないのですから。
通路のレンガに残された肉球の跡
ドリームハウスを建てる際に、愛犬もそこに参加させた家主さんがいたようです。現在の家主は、通路に埋め込まれたレンガのひとつに犬の足跡があることを見つけ、これは前の家主が飼っていたワンちゃんのものだと気づいたのです。
たとえそのワンちゃんが生きていなくとも、この肉球を見ればいつでも思い出すことができます。新しい家主がこのレンガを残し、愛犬の記憶がいつまでも残ることを願うばかりです。もしかしたら、彼らも自分の愛犬の肉球も加えて「流行」を生み出すかもですね。
タイムズスクエアに残された大都会の歴史
ニューヨークには素晴らしい歴史があり、唯一無二のものがたくさんあります。そして元々はアメリカの首都だったこともあり、マンハッタンには何百年もの歴史が詰まっています。ある作業員はタイムズスクエアの工事中、ホテルの外壁に隠された広告を見つけました。
その広告は100年ほど前のもので、1泊1ドルで泊まれるという内容でした。今の時代、まともなホテルは1泊100〜200ドルするのが普通なので、信じられないくらいお得感がありますね。この広告は100年前のものですが保存状態も良く、ニューヨークの変遷を物語っていました。
昔の井戸が見えるテーブル
イギリスは古い歴史を持つ国であり、何世紀も前の特徴を残した家が数多く残っています。しかし近代文明の発展に伴い、これらの古い特徴のほとんどは役に立たなくなってしまいたが、歴史的意義を残すためそのまま残した人たちもいます。
使えなくなった特徴の一つに、水を汲み上げるための井戸があります。この家の住人は井戸を残しつつ、その周りに建物を建てることにしました。井戸の上にガラスを置きましたが、人によってはガラスに気づかず奥深くまで見える井戸に驚いてしまうので、ガラスの上に物を置いたそうです(笑)
レジスタンス運動時代の部屋
ヨーロッパの国々では古い家が今でも残っており、それぞれの家には面白い事実が眠っていることがあります。ある大学生グループがノルウェーにある家を借りたとき、まさか屋根裏に隠し部屋があるとは誰もが想像していませんでした。
屋根裏が本来の大きさよりもずっと小さいことに気づき、色々と探してみると...なんと隠し扉があったのです。扉の向こうには地図や印刷機、レジスタンス新聞のコピーなどが置かれている小部屋がありました。ナチスの占領下時代に使われていたようですが、戦後は廃墟と化してしまったようです。
すべてが揃っていた地下都市
新しく土地開発をする際、プロジェクトには多くの下準備を必要とします。あるロシアのデベロッパーは、古い市場(いちば)があった土地を購入してそこに超高層ビルを建設する予定でした。作業員が基礎を掘り始めましたが、そこには驚くべきものがあったため急いで警察を呼びました。
市場(いちば)の下にはなんと...地下都市の跡があったのです。そこには作業場や映画館、バーやレストラン、カジノまでありました。この地下都市を作ったのはロシアへ不法入国してきた出稼ぎ労働者の老人たちで、捕まらないようこの地下都市で生活しながら働いていました。彼らは夜になると物資を調達するためだけに地上へ出たそうです。
牛乳のためだけに作られたドア
昔は牛乳屋さんがガラス瓶の牛乳を毎週自宅まで配達してくれていたこと、あなたはご存知ですか?ですが暑い時期は牛乳を炎天下に放置しておくと腐ってしまいます。この問題を解決するために、人々はミルクドアを設置するようになりました。
このミルクドアの中に牛乳を配達してもらえれば、冷蔵庫に入れるまでの間、牛乳を低温に保つことができるのです。大抵の人はこの時代遅れのドアを家から撤去してしまいましたが、この写真を撮影した人はミルクドアを個性的だと感じ、そのまま残したのです。歴史的なものを撤去しちゃうのは惜しいですもんね?
大当たりを引いちゃった人
家の中で歴史的なものを発見している人が多い中、この人たちは隠された大当たりを引いたようです。ある新婚カップルが夢のマイホームに引っ越したのですが、この物件は古く、リフォームが必要だと考えました。お金はないけど、なんとかしたいね~と。
夫婦は手持ちのお金を使ってリフォームを始めたところ、天井に押し込まれていた金属製の箱を発見しました。なななななんと!その中には2万ドルが入っており、さらに他に見つかった6つの箱からも現金が発見されました。隠し財宝見つけた!ラッキー!と喜びを分かち合ったのも束の間、その現金は1960年代の銀行強盗の証拠としてFBIに押収されてしまいましたとさ。
絶対に1人では通れない恐怖のトンネル
現金2万ドルのような大当たりを引く発見もあれば、今すぐに家を飛び出しくなるような恐怖の発見もあるようです。ある女性が新しいアパートに引っ越してきたのですが、建物の中を探検
中、何が出てくるか分からずとても恐ろしかったそうです。
その女性が見つけたのは、壁に不気味な絵が描かれた1マイル(約1.6km)に及ぶトンネルでした。地元の人々はそれを「悪夢のトンネル 」だとか「死のトンネル」と呼んだそうです。これを見てあなたがどう思うかは分かりませんが、私だったらソッコーで新しいアパートを探し始めますね...
マンションになった元警察署の独房ドア
古いマンションの中には元々マンションとして使われていなかった建物もあります。例えばこの人たちが入居した建物は、元々は警察署だったようです。果たして警察署を居心地の良いマンションに変貌させることができるのかは謎ですが、警察署の特徴が残っている部分もありました。
なんと、独房のドアがマンション内に残っていたのです。そのドアには上にペンキが塗られました。これでは人が来たときに説明しづらそうです... が、独房は決して人が落ち着けるような場所ではないので、ドアの色が違うと借り手がつかなくなっちゃいますもんね。
どこにも繋がっていない鎖
家のリフォームをする時、状況によっては要らない壁を取り壊すことがあります。この人たちもリフォームため壁を壊し始めたのですが、壁の中に謎の鎖が垂れ下がっているのを見つけました。この鎖が何のためにあるのか、まったく分からなかったそうです。
ですが住人は、この鎖は以前、石炭炉に使われていたものではないかと推測しました。石炭を地下へ運ぶ小型のエレベーターを動かすための鎖だったようです。昔、石炭炉は冬に家を暖めるために使われていましたが、1980年代からは使われなくなりました。
引っ越しを決意した瞬間
バトラーさん一家がこの家に引っ越してきた時、ここは家族で過ごすのに最適な場所だと思っていました。その家はそれなりに古かったのですが、何か惹きつけるものを感じて購入を決意しました。この家の前の主は優しい老婦人でした。老婦人はこの家を非常に良い状態のまま明け渡してくれたので、今回の発見はバトラーさん一家にとってかなり衝撃的なものとなりました。
家族が発見したのは、その老婦人が残したビデオテープの束でした。その中には「Save Yourself(私に構わないで =逃げて)」というタイトルが付けられたものがあったのですが、そのテープには血が付いていたのです。さすがに何かのイタズラいたずらだろうと思い、家族はそのテープを見てみたのですが....このテープを見た後すぐにその家から引っ越すことを決意しました。1秒でも早くこんなところから出たかったのでしょう。
床材の下に隠れたアート作品
古い家のリフォームで壁を壊したり古い床材を剥がしていると、その下に何が出てくるかなんて誰にも分かりませんよね。この住人たちは古い床材を剥がしている際、その下に隠されたなんともユニークなものを発見しました。
なんと床材の下には鮮やかな色彩と美しいアートワークで埋め尽くされた壁画が隠されていたのです。70年代のサイケデリックなデザインのようですが、ぜひ歴史的価値のあるものとしてそのまま保存しておいてほしいものです。元々の基礎を取り外すのはもったいないですもんね。
1970年代のハート型バスタブ
70年代は誰とでも、どこでも恋愛ができる時代でした。その時代にこの家を設計した人は、時代を象徴するとも言えるハート型のバスタブを取り付けることに決めたのです。見た目はカワイいかもしれませんが、21世紀の人々が求めるモダンなデザインではないですよねぇ...
建てられた当時はこの家は先進的で、愛が溢れているように見えたのでしょうが、今の時代にこれを楽しむ人がいるとは言えなそうです。新しい家主はおそらくバスルームのほとんどをリフォームする必要があったはずですが、歴史を感じるデザインを垣間見ることができてラッキーでしたね。
コルク床の下に書かれたメッセージ
コルクを使用したフロアタイルを使用している家は、80年代後半に比べるとかなり少なくなっています。この家族は新しくフローリングを敷く際、元あったフローリングに自分たちの名前を書いて記念に残しました。当時一番下の子は4歳でした。
現在その子は36歳になりました。家を手放す際は家の中にガソリンや牛乳の値段を書いたメモを残しておくのが一般的です(国によります)が、この家族のサインを見ると前回のリフォームからの時間の変化がよく分かりますね。
動かせないならその周りに建てればいいじゃない
家を売る時、買い手がつくように自分の家のちょっとした不都合な部分は隠そうとすることってありますよね。ですがこの巨大な岩はリビングルームの半分を占めてしまっているので、不動産業者もさすがに隠せなかったようです。
この家を建てた業者はこの岩を動かすことができないので、なんとその周りに家を建てることにしたのです。残念ながら家に残しておくには決して良い物ではないですが、新しく住む住人は家を壊してこの岩を移動させない限り、選択の余地はありません。
悪党が使いそうな隠れ家
この家族は親戚から古い邸宅を相続し、この土地でどんな生活が出来るのだろうとワクワクしていました。この邸宅は、100年以上前にサンフランシコの歴史ある地域に建てられたもので、その当時の木の壁や床が残っていました。
家族が邸宅の中を探検していると、最上階に隠し部屋があることに気づきました。この部屋は親戚が使っていたようなのですが、その部屋は本棚の隠し扉の後ろにあり、美術品、銀、証書、債券などが保管されていました。そしてその部屋は家族によって書斎へと変貌を遂げたそうです。
壁の後ろに捨てられた大量の使用済みカミソリ
この家の主はバスルームのリフォームをしている時、薬箱の裏に大量のカミソリの刃が落ちているのを見つけました。50年代には、使用済みのカミソリの刃は鋭利で捨てられないため、人々はどう処分したらいいのか分からなかったそうです。
そのため、建築業者は薬箱にカミソリの刃を捨てるための溝を設置し始めましたが、その溝から捨てられた刃は家の壁と壁の間に入ってしまい、そのまま残されていたようです。なので今では古い家をリフォームする際に、使用済みのカミソリの刃が見つかることがあるそうです。
古い壁紙をめくるとそこには海の世界が
"Just keep swimming. Just keep swimming." (とにかく泳いで、泳ぎ続けるの)※映画「ファインディング・ニモ」に出てくるセリフ この住人は新しい家の古い壁紙を剥がしていると、元の持ち主が残したであろう魚の絵を発見しました。しかもその魚たちは非常に精巧に描かれており、これを描いた人はとっても魚が好きだったことが分かります。
大工さんの中には壁にメモや絵を残す人がいますが、それは隠れて見つかることはそうそう無いということが分かっているからです。そしてどこかのタイミングで壁紙を剝がしたり床板を取ってみると、たくさんの絵やメモが残されていることがあります。ですが理由もなく壁を壊すことはあまりお勧めできませんが...
ネズミ用の通り道
この写真はまるでトムとジェリーのアニメを彷彿とさせますね。この家は1741年に建てられたもので、長年にわたって人間とネズミが共存していたようです。もちろん最初の設計ではこんな穴はなかったのですが、今やこの家の歴史の一部となっています。
新しい家主はネズミが家の中に住んでいないことをきっと祈っているでしょうが、この通り道はすごく絵になると思いませんか?アニメで出てくるようななネズミが、意地悪な猫から逃げるために家の中を走り回る姿が想像できます。まぁ本物のネズミはアニメみたいには可愛くないんですけどね...
2人の男の子が見つけた隠し階段のせいで家を売るハメになった家族
何もすることがなくて家に閉じこもっている時って、家の中を探検してみるのもいい案かもしれません。雨の日に家で手持ち無沙汰を感じていた2人の男の子は、部屋の本棚の後ろに面白いものを発見しました。
本棚の後ろからすきま風が出ていることに気づき、よくよく調べてみると本棚の後ろに隠し階段があることを突き止めました。その階段を下っていくと....なんと、そこには誰かが住んでいる形跡があったのです。その部屋には、ベッド、男の子の部屋から盗んできたオモチャ、生鮮食料品などがありました。家族はその部屋を封印しましたが、わずか数ヶ月後に家を売ってしまったそうです。
秘密の地下室
通常、賃貸住宅は部屋の内装を変えることはほぼ不可能ですよね。賃貸契約のルールや制限があるため、借主はあまり好き勝手にリフォームすることはできないのです。この住人は、新しいアパートの部屋内を見て回っていた時、床にドアがあるのを見つけました。
彼女は知る由もなかったのですが、偶然にもお金を払わなくてもいいスペースを手に入れてしまったのです。ドアの下には地下室があり、地下室へ続く階段には工具などが置かれていたので秘密の地下室をうまくカモフラージュしていました。現在その地下室は収納場所や遊び場として利用しているそうです。
100年前のエレベータークランク
映画「タイタニック」などでも出てきますが、テクノロジーが発達する以前のエレベーターは、手動でクランク(レバー)を回して動かしていました。誰かがクランクを回して目的の階に行くわけですが、現代に比べるとかなり無駄な作業が多い印象です。
古いマンションに引っ越してきた人がこの手動クランクを見つけたそうですが、少なくとも100年前の非常に古いもののようです。実際に使用するエレベーターは最新のものであって欲しいですが、このクランク付きエレベーターは歴史的建造物として保存しておいてもらいたいものです。
貴重品をしっかり過ぎるほど守ってくれる金庫
金庫のあるお店って変わってるなぁと思いますか?では自分のお家に金庫があることを想像してみてください。とある夫婦がかつて銀行だった家に引っ越してきたところ、古い金庫が残されているのを発見しました。宝物が入ってたわけではありませんでしたが、大切なものを保管するにはベストな場所でした。
夫妻はこの金庫を自分たちが大切にしているものを保管するスペースにしました。しかも家にこんな大きな金庫があるなんてかなり珍しいので、家に来たゲストに見せるには格好の場所となりました。ご夫婦がこの中に閉じ込められることがありませんように...
新築ビルの地下で見つかった1800年代の墓地
この建物の地下には1800年代の墓地が残されていました。この墓地が見つかったのはコネチカット州ニューヘイブンという場所で、元々この墓地は町の中心部にありました。建物の地下に見つかった墓地は、その広大な墓地のほんの一部分だったようです。その一部分の上に教会が建てられました。
残った墓石は近くの墓地に移されましたが、地中に埋葬された遺体は移されませんでした。そして、ハリケーン・サンディが通り過ぎた後、いくつかの骸骨が発見されました。地下で見つかった墓石の中には、アメリカが建国される前の1687年まで遡るものもあったそうです。
90年代からのメッセージ
この写真に写っている壁には、"今日は1997年10月5日。もし次にこの部屋の飾りつけをする時、まだスパイス・ガールズに人気があったら、私は自分のオーバーオールを食べます" と書かれています。 スパイス・ガールズはもうチャートのトップに君臨こそはしていませんが、彼女たちの音楽は今でも世界中の人々に愛されています。しかし、このメッセージを書いたお父さんは明らかにファンではなかったようです。
もし誰かが同じことをするとしたら、"もし次にこの部屋の飾りつけをする時、まだドレイクに人気があったら、私は自分のロンパースを食べます "と書くでしょうね。90年代のパパたちのように、現代のパパたちはドレイクや彼の音楽のファンではありません。これはきっと "お父さんあるある" なんだと思います(笑)
これは古代の絵?それとも暇つぶしで描いたラクガキ?
この家族は地下室をリフォームした際、旧石器時代の洞窟画のような絵が壁に描かれているのを発見しました。あるいは誰かがハイになって、まるでバーニングマン(アメリカの有名なフェス)にでも来たノリでに壁に絵を描いたのかもしれないですが...
もしかしたら壁の向こうにはお宝が隠されていて、その在り方を知るためにこの絵の謎を解き明かさなければいけないのかも?誰かが古い家の壁紙やペンキを剥がした時に発見したものを見るのって、すごく楽しいですねぇ。
Beats(ビーツ)のロゴと完全一致した70年代の換気口
Beats(ビーツ)といえば皆さんご存知かとは思いますが、Dr. Dreが手掛けるヘッドホンブランドです。この人は古いアパートに引っ越してきて、浴室の換気口に付いているロゴがBeatsのロゴとまったく同じであることに気づきました。もしDr.Dreが無名の浴室用品の会社を所有し帝国を築いていたら...と想像してみてください。そのことで彼を訴えることができるでしょうか?
ひょっとしたらDr. Dreは有名になる前にこの会社で働いていて、最初は "ドレー" ン(排水)システムを作っていたのかもしれませんね。彼のような有名人について我々が知っていることはすべて嘘なんでしょうか?彼がどうやって億万長者になったのか、その真実すらも疑ってしまいます。
建てられた当時のまま残された照明スイッチ
この家は1920年代に建てられ、ノブ・アンド・チューブ配線(1900年代前半までの配線方法)や写真のような形の照明スイッチが使われていました。長い間誰もこのスイッチを交換しなかったので、建築当時のまま現代まで残ったようです。
古い配線はプラスチックではなく布で巻かれていたため、誰かがスイッチの配線を変えたのかもしれません。スイッチを"押す"のではなくボタンを"押す"ことは、何か満足感を得られますね。これからもこのスイッチを大切にしていって頂きたいものです。
1929年のまま残るメール・シュート
日本では珍しいですが、海外の古いビルにはかつて郵便室があり、ビルの各階から1階にあるポストに郵便物を送り込める装置(メール・シュート)がありました。そしてそこから落ちてくる郵便物を仕分けして送っていました。この写真のメール・シュートは1929年のもので、17階建てのビルに取り付けられており今でも使われています。
これがあればわざわざ郵便局に行かなくてもいいので便利ですよね。メール・シュートは非常に良い状態のまま保存されており、まるで過去にタイムスリップしたかのようです。古い建物では珍しいものではありませんが、使える状態のものが残っているのは非常に珍しいそうです。
壁の後ろに描かれた子供向けの絵画
これはイタリアのフレスコ画や洞窟の絵のような面白みはありませんが、誰かがこの芸術作品を消さずに隠したことは非常に面白みがあります。新しい家主が乾式壁を交換しようとした際、梁の後ろにこの作品が描かれているのを発見しました。
壁が貼られる前、業者が退屈しのぎに次の業者に見つけてもらえるよう小さな壁画を残しておいたようです。笑っているお花が描かれている壁を嫌う人はいないでしょう。再度この絵画を隠して、また誰かが見つけてくれるのを待ってみたいですよね。
幾年の時を経て発見された何百層もの塗料
この人が所有している家の壁にできたひび割れは、何百層ものペンキと何百回もの模様替えを明るみにしました。もしこの住人がそのペンキをすべて洗い流せば、自分の部屋に数センチのスペースを確保することができそうなくらいです。誰もすでに塗られているペンキをこそげ取らず、上からペンキを塗り足していったのです。
少なくともそのうちの1つは鉛塗料であることが見て取れます。そして何色もの層があるキャンディーみたいにも見えますね。これだけの層が蓄積していれば、ペンキを塗る度に部屋が狭くなっていくこと間違いなしです。